アフリカーンスの歴史をたどる、ポール・クルーガーハウスに行ってきたよ!
先週わたくし、お誕生日を迎えました〜!(どんどんぱふぱふ)
今の語学学校の担任の先生の方針で、クラスメイトのお誕生日ごとにパーティーしたり、お出かけしたりするそうなのです^^
で、「先生がミュージアム行くとかもOK!」ということだったので、それがいい!!ということで連れて行って頂いたのがプレトリア中心部にある、
ポール・クルーガーハウス。
ポール・クルーガーはトランスヴァール共和国の初代大統領。
彼は1825年に当時の英領ケープ植民地に生まれて、後にグレートトレックと呼ばれるボーア人の内陸部への大移動にともない、現在のノースウェスト州へと住むことになります。
後に世界史でもみなさん習った「ボーア戦争」でボーア人(アフリカーンス人)側を率いる1人となり、第一次ボーア戦争(1883年)と第二次ボーア戦争(1899年)の間に大統領となったそうです。
最終的にボーア人たちはイギリス軍に負けてしまったので、彼はスイスに亡命して亡くなったのですが、そうした時代の歴史を垣間見られる資料がたくさんある博物館でしたよ^^
メインはプレトリアで暮らしたころのポール・クルーガーのお家
この博物館は名前の通り、ポール・クルーガーの家です。
プレトリアに住んでいたころの家の様子、当時の生活の雰囲気をリアルに感じられます。
もちろん、当時の水準から考えたら十分豪華なのだとは思いますが、こじんまりとした家の中にさまざまな調度品があり、とても面白いです。
自画像もありました。
ダイニングルームは多くの椅子が並べられている。
彼にはなんと16人も子供がいたそうです!(どひゃー!)
キッチンも昔の品々が並べられ面白い。
家の裏手にあるお庭も綺麗に整えられていました♪
グレートトレックやボーア戦争に関する資料も
このお庭には、家以外に2つの展示場があります。
グレートトレックに使われた馬車や荷車。
ボーア戦争に関わる資料や
謎のポール・クルーガーグッズがたくさんありました!!(笑)
資料の点数も非常に多いし、とても綺麗に整えられた博物館で、またじっくり見る機会があってもいいな〜と思いました^^見応えあります。
アフリカーンスの人たちも先祖が入植してこの地に根を下ろしたことによって、大変な思いをしてきたからなのか、そうした価値観なのかはわからないですが、お話を聞いていると歴史を大切にしているひとが多い印象。他の場所も含めて、こうした資料館が本当に充実していてすごいなーと思います。
人種による難しい問題はまだまだ根深いけど、こうして昔のことを語り継ぐ場所があるというのは、自分たちのバックグラウンドを再確認できるし、時に自尊心になったり、時に反省するきっかけになったりして本当に大切なことなんじゃないかな〜なんて思うのでした。
場所はこちら!
プレトリアの街の中心にあるチャーチスクエアにもすごく近い場所です。
チャーチスクエア近辺も、古い建物が多く面白いそうですが、ポール・クルーガーハウスも含めてさほど治安が良い場所ではないので個人で来るのはあんまりおすすめじゃないと先生言ってました(;;)
ツアーガイドさんなどを雇ってくるといいかも!ということでした^^
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