転妻のキャリア形成に必要な考え方は【キャリアドリフト】なのでは?
そんなことを思う今日この頃、駐在妻4ヶ月目のぐっちです。
南アフリカに来てから今まで、クラウドソーシングの仕事に少しずつ取り組んでいます。クラウドソーシングサイトで色んな内容のライティング業務を請け負ってみたものの、やはり一番しっくりくるのが今まで自分が関わっていたキャリアに関するジャンルのライティング業務でした。
この仕事を通じて、この【キャリアドリフト】という考え方を最近思い出しました。学生時代に習った内容で、その時はそこまで深く受け止めていなかったのですが、今の私はまさにこれだ!という感覚に染まっています。
キャリアを「漂流する」というスタイル
そもそもこの【キャリアドリフト】って何?という感じだと思いますが・・・
この考え方は神戸大学大学院の金井壽宏教授が提唱しているキャリア理論。
「キャリアドリフト」とは、自分のキャリアについて大きな方向づけさえできていれば、人生の節目ごとに次のステップをしっかりとデザインするだけでいい、節目と節目の間は偶然の出会いや予期せぬ出来事をチャンスとして柔軟に受け止めるために、あえて状況に“流されるまま”でいることも必要だという考え方を言います。ドリフト(drift)とは「漂流する」という意味。
人生の節目となるような部分、大きな流れはデザインをしつつも、細かな部分は偶然を活かしてキャリア形成をしていくという考え方です。
何を節目として考えるかにもよりますが、細かにきっちりとキャリアデザインをしたところで、なかなかそれ通りにはいかない転妻のキャリア。
だからこそ逆に細かな部分にしばられることなく、自分の描いた大まかな地図に則って、自分が大切にしたいことやスキルを活かした挑戦を続けやすいという可能性すらあるように思います。
今実感している「私のキャリアは転勤先でも続いている」という感覚。
最近この【キャリアドリフト】というキーワードがしっくりきているのは、自分自身も意図せずではありますが大きな基本路線の中で、自分ができる挑戦をここ南アフリカでも続けているからです。
私の場合は、【キャリアに関わる仕事で、誰かの役に立ちたい。】
これを今の基本路線として意識をするようになりました。
キャリアに関するライティング業を行い、その波及効果も小さいながらにあったというクライアントさんからのご報告も頂いて、ここでも自分にできることがあるのだとほんの少しだけ自身が持てるようになってきました。
そして、
「私のキャリアは転勤先でも続いている」
こう思うように、なってきました。
来る前や、来たばかりのころは
「日本に帰ったら再就職できるかな。」
「友達は仕事を続けていて羨ましいな。」
なんて思うこともしばしばでした。
また、前職を退職を話した上司からは
「旦那さんのキャリアを支えるのも良い選択だと思うよ」
と言い放たれ、結構な衝撃を覚えました・・・。
どれも当然の心配や、当然の見方かもしれません。
けどそれでも、自分のキャリアは中断したのではなく続いています。
大きな基本路線の中で、今できることをドリフトしながら体験していく。
自分の意志で積み重ねて、改善して、新しい挑戦を続ける。
そうすることで不安に苛まれるだけで終わらずに、新しいステップに進めるのではないかと思っています。
ちなみにこのキャリアドリフトと同時に大切にしたいのが【プランドハプンスタンス】という考え方。偶然の積み重ねをキャリアに活かす考え方です。
そんなわけで、凡人新米主婦 ぐっちの挑戦も続きます^^
新米主婦、転妻、駐在妻のみなさま一緒に頑張りましょう〜!
そして先輩妻のみなさま、是非色々教えてください。
ではでは♪
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