凡人、南アフリカへゆく!

新婚早々旦那、南アフリカへ転勤!長男生まれてハチャメチャ度アップの南ア生活・ライフハックブログ。

働きたい主婦の目線から読む『はたらきたい。』と、今できる働き方。

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南アフリカでの生活も半年。

会社員でなくなってから8ヶ月。まあ頻繁に思っているんですが・・・

『はたらきたい。』

って強烈に思う今日この頃。

そんなわけで久しぶりにこの本を読んでみました!

 

ほぼ日イトイ新聞で掲載された就職論が書籍化された『はたらきたい。』。

初版が2008年なので、しばらく前の本ではあるけれど、世の中にあるありきたりな就職論(というか就活論かな)ではなく、超プロフェッショナルな人事経験者から矢沢永吉まで(!)、さまざまな立場の働くなかで本当に大切なことは何なのかをシンプルに提示してくれる本です。

 

 

元々書籍版で読んだことがあったのですが、無性に今読みたくなって電子書籍版を買ってしまいました・・・(何冊かこういうことしてしまっている。本だけは読みたいときに読みたいものにお金をかけるのを辞められない・・・。)

 

働きたい主婦の目線から読む、『はたらきたい。』

 

前回読んだときは、私自身が一般的な就職論(もとい就活論)を流布する立場の、人材会社で働く会社員でございました。元々そんなガッチガチの就活至上主義者じゃないからこそ、こうした本を学生にも勧めたくなっちゃうタイプだったのですが、今度は改めて自分が『はたらきたい。』という気持ちと向き合うために読みました。

 

前提として最近の悩みの種は、『はたらきたい。』とは言っても会社員ではなくなって、どこからが働いているってこと?何が働いているってこと?と考えるようになったこと。

 

今は、小さな規模でクラウドソーシングで仕事を行ったり業務委託で少しずつ仕事をしています。直近3ヶ月は語学学校で毎日学生もしているので、月によって請け負える仕事量も変動。数万円の規模だけで稼いでいます。旦那さんが駐在中で諸手続きも必要になってくるから、一先ず扶養の範囲内にしておきたいという思惑ももちろんあります。

そうした状況も考慮して、その他はボランティアの仕事で経験を積んでおきたいと思ってそちらも挑戦中。

 

そんなこんなで、自分なりに働くことに向き合っているけど、今までの働くと全然違うから、これでいいのかなぁ・・・って考えている状況です。

 

働く=会社員になるということではないということ。シンプルに目の前の仕事に向き合え!

そんな悩みを持っていた私にとって今回改めて読んだ『はたらきたい。』で一番面白かったのは、ピエール瀧さん、天久聖一さん、浜野謙太さん(SAKEROCKメンバー)、板尾創路さんという、フリーで働くひとたちの対談の内容でした。

 

わたしの目線で秀逸だったやり取りがこちら。↓

 

(なんのために働くの?という問いに対して)

(板尾)そうですね、働かんと、なあ?ホームレスの人も働いている。働いていない人ってのは、やむなくそうできない人で、それ以外の人は、何だかんだで、働いてるんとちゃうかな。

 

(天久)なぜ働くかは、いろんな要素があるんじゃないでしょうか。ひとつじゃない。軽くちやほやもされたいし、小銭もほしいし。

 

(浜野)そうそう、ちやほやされたい!
(天久)褒められたい!

(浜野)褒められたい!!

(板尾)食べるためだけやったら、こんなに働かなくていいじゃないですか。

 

この流れから言えるのは2つ。

 

・企業に属していなくても、どんな立場であっても、働いているもんは働いているってこと。

・働きたいの思いの源泉は結構シンプルな感情であること。

 

この2つで主婦になって働くということとの向き合い方が変わった私のもやもやは、大方すっきりしたようなもんですが(笑)所属先の有無、雇用形態、就業時間などに関わらず、やっぱり働いているもんは働いているんですよね。どんな形であれ、価値を提供して(それが物なのか、サービスなのか、労働力なのかはなどは色々ですが)、対価を貰う(お金とは限らない。)ということをしていたら、それは働いてると、このやりとりを読んで改めて思いました。

 

そして私の場合には「褒められたい!」と言うよりは、「誰かの役に立って、喜ばれたい!」というのが近しいですが、働きたいという感情はすごくシンプルでいいんだと、これも改めて感じましたね。

 

人によっては扶養の範囲内での仕事は仕事じゃない的なことを言う人がいたり、小難しい理想論がないと仕事人じゃない的な圧力をたまに感じるのですが・・・誠実に自分が依頼されたことに責任を持って取り組めたらそれでいいんじゃないかと思うんですよね。

 

それから、食って行けるかどうか。という視点では旦那抜きで私だけの収入だともちろん今は無理なわけですが、これについては常に一定であるべきでもなく、そこに甘んじて何もしてないわけではないから、過度に心配する必要もないなと思うのです。目の前のできる仕事に全力を尽くすしか無い。

 

 

必要な働き方で、自分のライフスタイルを実現する。

加えて、食って行けるかどうか論の観点で言うと、最近流行の“ダウンシフト”という言葉に表されるように、必要な分だけ働いて時間を柔軟に使う生き方もより注目を集めていますよね。そもそも、食って行けるかの最低ラインも正直人それぞれだし。

 

プロフィールにできるだけ働きたくないって書いてるけど(笑)

ニートのphaさんとかが良い例かと。

pha.hateblo.jp

もちろん、プロニートなんでそれで食って行く方法を編み出しているわけですが、特別たくさん稼いでいないからと言って食えないわけでは全くない好例。

 

結局のところ、周りに翻弄されすぎないことが大切。

 

私も周りに翻弄されずに、自分の仕事との向き合い方を貫くしかないか、と完全に開き直りました。働き方は人それぞれですね。

 

以上、そんなわけで完全に自分の感想でした。

面白い!と思った点は他にもあったのでまた改めて別の記事で書いてみようかなと思います。

そして自分自身の働き方については、稼ぐという観点で言うと帰国後のことも考えてもっといろんなチャレンジをしないといけないと思いますが、まずは今できる限りでの仕事をちゃんと頑張ります。ではでは。

 

 

 

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