アウストラロピテクスの発見された世界遺産の洞窟へ
イースター3日目は、南アに来て初めての観光らしい観光へ。
ヨハネスブルグの郊外にある、スタルクフォンテイン洞窟へ行ってきました。
ここは歴史の授業でみなさんも習ったであろうアウストラロピテクスが多く
発掘され、2005年に世界遺産(文化遺産)に指定された場所です。
このスタルクフォンテイン洞窟は遺産群の中でも特に重要な場所。
スタルクフォンテイン洞窟では、1936年に初めて大人のアウストラロピテクスの化石の一部が発見され、47年には260万年ほど前の成人女性の頭蓋骨がほぼ完全な形で発見されました。この女性の頭蓋骨は『ミセス・プレス』と名付けられました。500種類以上ものヒト科哺乳類の化石が発見されており、アウストラロピテクスの世界一の化石発掘量を誇ります。
現在は、実際に採掘された洞窟へのガイドツアーを楽しむことができます。
まずは展示スペースで発掘された環境や猿人類について予習♪
ツアーに出かける前に、展示スペースで予習タイム!
洞窟がどのようにして形成されたのかという展示や、
この遺跡そのものだけではなく、アフリカを中心とした猿人類や
石器等の発掘についてや、知ることのできる展示スペースを見る
ことができます。
アフリカ大陸は最古の大陸だと現在言われており、
エチオピア等でも猿人類の発掘が多くされているんですって。
いざ!スタルクフォンテイン洞窟へ♪
展示スペースを抜けると、外へ・・・
いよいよ洞窟へ出発です♪
30名ほどの観光客をつれてツアーガイドのお姉さんが洞窟の成り立ちや
どのようにして発掘されたのかを詳しく教えてくれます。
洞窟にたどり着く間にもアウストラロピテクスの足形があったり
発掘にまつわる話を聞きながら進みます。
いよいよ洞窟の入り口に。わくわくしてきました・・・。
急勾配の裂け目から洞窟内部へ入って行きます。
中では発掘のエピソードはもちろんのこと、洞窟そのものの地質も楽しめます。
もともとは、この周辺で石灰石を発掘していた際に動物の化石がでるという
ことをきっかけに発掘調査がされるようになったという背景もあります。
石灰質を含む地質なので一部鍾乳石を形成されていて、それについての
説明もしてくれました。
(鍾乳洞としての面白さは日本にある鍾乳洞のほうがすごいと思いますがね♪)
暗いのであまり良い写真がとれませんでしたが・・・
中は非常に大きな空間になっており、あまりの暗さに恐怖心を抱く
レベルです。
特に終盤は
・調査で潜ったら人が帰ってこなかったという地底湖
・腰を屈めないと進めない狭い穴
等があり、少しハードなツアーです(笑)
1時間ほどかけてめぐり、ようやく地上へ。
基本自動車生活で運動不足な国民が多い南アだからなのか、
ガイドのお姉さんに『ここはジムか!クレイジーだ!!』と
冗談まじりに話すおばちゃんもおりました(笑)
そんな良い運動を終えると気持ちの良い大地がお出迎えしてくれますよ。
広々とした草原に、
外側から見た発掘現場も、この大地の歴史を感じさせてくれますね!
南アフリカに来たからこそ楽しめる観光スポットなのでした!
スポット情報
●スポット名:Sterkfontein Caves
●入場料:大人165R、子供(4歳〜14歳)97R
※MAROPENG博物館とのコンビチケットの場合は大人215R、子供143R
●住所:1911 Sterkfontein Hekpoort Road Johannesburg
●URL:http://www.maropeng.co.za
●その他備考:ガイドツアーは英語です。
●MAP
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