人類の進化を辿る、Maropeng博物館
イースター日記最終編。
今回は、前回のブログにてご紹介したスタルクフォンテイン洞窟の関連で
人類の進化について知ることのできるMaropeng博物館です。
ヨハネスブルグ郊外の広大な草原と丘の連なるエリアにぽつんとある
この博物館。
一瞬、道間違えたかな・・・というような自然の中に立っています。
非常に面白いという前評判をお聞きしていたので、高まる期待。
さっそく古墳・・・というか遺跡のようなエントランスに入っていきます。
(CRADLE OF HUMANKIND=人類のゆりかご。)
エントランスを入ると螺旋状のスロープを降りて館内へ。
スロープの壁面や床には年代を遡る形で人類や動物の進化、
地球の成り立ちなどが書かれています。
地球の誕生の時まで下って行くと、いよいよ館内の展示がスタートします。
館内は大きく分けて3つのパートで構成されています。
1)地球の誕生
2)人類の誕生
3)人類の進化(火や道具の使用〜現代に至るまで)
まずは地球の誕生パートから。
このパートは何と、4人乗りの円形の船に乗っていざスタート!
イメージとしては、急な下りがないウォータースライダーのような形状です。
どんぶらこ、どんぶらこと揺られながら氷河期や火山の噴火シーンを
音声の紹介を聞きながら通過して、徐々に生命の誕生へと近づいていきます。
暗く狭い空間を移動するので、なんだかドキドキ。
ディズニーランドのアトラクションのような気分になってしまいました!
そして人類の誕生へ、到着!
コンクリートの打ちっぱなしのモダンな空間に、近未来的な雰囲気を
感じられる展示スペースです。
猿人類の誕生〜現在の人間への進化を主に見ることができます。
体験展示が多いのもこの博物館の特徴でした。
ボタンを押すと回転し、DNAの作りをしることができる展示や
関節の動きを実際に動かして理解することができるジョイント 等
私は英語がそんなに得意ではありませんが、見て触って楽しめるので
言葉がわからないことは、この博物館を楽しむにあたってそんなに
支障はないと思います。
このパートでは、
もちろん、スタルクフォンテイン洞窟で発見されたアウストラロピテクスの化石に
関連づけて作られている博物館なのでレプリカではありますが、どのような化石が
出土しているのかという展示もあり。
円形の容器に入れられて吊るされているという展示方法自体も面白い!
そして最後に人類の進化のパート。
ここでは石器や火の使用にはじまり、現代の人間が新しいものを生み出して行く
様子が展示されています。
火や石器が、人類のクリエイティビティの原点です。
どのようにそれらを生み出し、どのように人間の生活が変化していったのか
改めて感じることができる場所です。
後半は現代の問題にも触れつつ展示がされています。
鉛筆の長さが現在の各国の識字率を表している展示。
日本は99%ですが、アフリカや中東の国では30〜40%の国も散見されます。
口承言語が多いということもありますが、改めて教育の問題を考えさせられます。
ここは核を含む電力についての展示。
南アフリカは電力不足で計画停電があったり、未だに石炭での発電所が
多いので大気汚染も問題の1つ。
進化に伴って人類がぶつかっている問題は現在進行形であると改めて
感じさせられるのでした。
これにて展示は終了。
外に出ると山々が連なる気持ちの良い風景も楽しめますよ♪
スポット情報
●スポット名:Maropeng
●入場料:大人160R、子供(4歳〜14歳)90R
※スタルクフォンテイン洞窟とのコンビチケット:大人215R、子供143R
●住所:R400 Magaliesburg Mogale 1911 Johannesbrug
●URL:http://www.maropeng.co.za
●備考:展示は英語。
レストラン、軽食をとれるスペースがそれぞれ有。
レストランはビュッフェで3,000円程度と少々お高め。
●MAP
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