お金のために働かない1年にする。
モーリシャス日記の合間をぬって、ちょっとだけ2016年の過ごし方について書いてみようかなと思います。
今年のぐっちのテーマは
【お金に執着せずに生きる】
です。
この1年、会社組織を離れたところで生活し、少しではあるものの仕事をする機会もあり、溜まっていた膿のようなものが出切ったような感覚で、最近は本当に身が軽くなりはじめたことを実感しています。
私の2016年のテーマである【お金に執着しない。】という内容は一見、専業主婦のお気楽発言とも取られるとは重々承知しています。実際今、我が家の家計は旦那さんの収入に依存をしているわけなので私が執着しないって言っても別に困ってないからだよね?と言われたらまあ、それはその通りです。
けれどそうした家計的な面だけでなく、これまで私の場合【お金の持つイメージ】にかなり思考を支配されていたという点で、今年はそうした意識を改善して、もっと自分が向かい合うべきテーマに向き合おうというのが狙いです。
お金にまつわる潜在意識を取り払う
冒頭で随分身が軽くなってきたと少し言いましたが、直近1ヶ月くらいで自然とお金への意識改革というのが生まれつつあることで、働き方や生き方について、より柔軟に考えられるようになってきた影響が大きいです。
例えば
・日本人の平均年収が約400万円。これを下回ってたら頑張らないといけない。
・iPhone使ってたら月の携帯電話代は1万円くらいが普通だ。
・ファイナンシャルプランナーに見積もってもらったら年間このくらい稼がないと一生持たないけどどうしよう。
みたいな、【一般的な相場】から自分の立ち位置を測ったり、平均で全てを考えることがバカバカしくなったというのが一番思考の変化に影響があったように思います。
こんなの住む場所、身の回りの環境、考え方だけでどうになでもなることが実は多い。
しかも世の中、無駄な消費が多すぎるし、実際私もアホみたいに働いたのに、アホみたいに消費してたから東京にいたときは全然お金持ってませんでした(てへぺろ)
他にも、主婦になって悩むこととなると
・同世代の仕事を持っている女性はいくらくらい稼いでいる。ああ、私終わってるわ。
・私の在宅ワークのの報酬はこのくらい。この値段じゃ仕事って言えないかも?
とかね。
だからと言って、せめて○○万くらいは在宅で絶対稼ぐ!!と日銭稼ぎに躍起になったところで、自分のところに残るモノがどれだけあるのだろうか。それも同時に疑問に思うようになってきました。
もちろん必要最低限のお金は生きてく上でないと困るとは思いますが、お金へのイメージで自分の人生の価値を測るのは少なくとも今年はしないことに決めました。
とりあえず、毎月の読書代と奨学金返済くらいは自分でどうにかしますが、この南アフリカにいる期間は、もう開き直って旦那を頼らせて頂きます!てへ。
周りに自分の幸せを勝手に定義される必要が全くない。自分で思い込まない。
そもそもこれだけお金へのイメージと、自分の価値とを混同させていた原因は周りの言葉に惑わされすぎていたからだと、最近は思っています。
・専業主婦ってどんな感じ?
・社会人辞めて最近どう?
というのがこの1年、私に対する友人やら知人の鉄板質問の1つです。この背景には多くの場合専業主婦に対するステレオタイプが付き纏うわけですが、先に自分がそのステレオタイプを想像して、正直イラっとしてたんですよね(笑)まあ自爆なんですが。
おまけに、私が完全に専業主婦で、完全に社会人を辞めているのか?というとその線引きは結構曖昧だと思います。
ボランティア以外の業務委託の仕事だけで言えば、時給換算すると会社員時代より全然マシな報酬なんです(笑)もちろん総額は稼いでないよ!
というわけで結局、どんな形態や量の仕事であれ、そしてどんなライフスタイルであれ、結局自分の心の持ちようだけの話であって、周りの価値観や常識になびいていることが、どれだけ無駄なのかを痛感する1年でもありました。
「今すぐお金にならない仕事」を大切に
もちろん、今稼いでくれている旦那に感謝をしつつ、しっかりと家事もこなしつつ、今年は「今すぐお金にならない仕事」をもっと大切にしてみようとシフトチェンジをします。
既存のボランティアの仕事や、作業量に対して単価が決して高くない仕事もいくつかありますが、全て自分の帰国後に挑戦したい仕事に繋がっていることばかりなんです。
オンラインでの社会人インターンシップが可能な企業やNPOもありますし、新しいチャレンジもまだまだ続けようと思います。
そして、そんなことを思っていた矢先に、こんな記事も発見。
お金を儲けるために会社をやるっていうのはもう古いと思うんだよね。
やっぱり良い人材を集め続けるには、お金儲けじゃなくて楽しいことをするべきであって、潰れさえしなければどんどん好き勝手やったほうがいいよ。
好きなことをやっていると自分たちの美学とかテイストが磨かれてきて、それが必然的にお金にも繋がるようになるから。だけどお金目当てにやっちゃうとテイストがないものまで手を出してしまうから、どんどんダサくなるよね。
そうすると人もお客も離れてしまう。長持ちさせるには分かりやすい文化とそれに合った人たちを集めて大事にするっていうことがすごく重要。
素敵な会社だなと思ってよく情報を拝見しているロフトワークさん。
この対談はもちろん、私のいる次元とは違う経営の第一線のひとたちのものではあるけど、お金儲けだけではなく好きなことを徹底的にやって、この「テイストを磨く」という感覚を体現するには、私自身はちょうど良いタイミングなのかもしれません。
まだまだ自分の取り組んで行くことが言語化しきれていないし、もちろんかたちにもなっていないので、説得力はないんですが、そんなこと気にしてたら何もできない。自分が納得してたらひとまず良いなと思います。
最終的には、お金を必要な分は稼ぐところに行き着かないといけない。
それはわかっているけど、今は、今ココにある環境に感謝して、人生冒険しますぞ〜〜〜〜!!
へばのん。
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