凡人、南アフリカへゆく!

新婚早々旦那、南アフリカへ転勤!長男生まれてハチャメチャ度アップの南ア生活・ライフハックブログ。

南アフリカのイスラム過激派(イスラム国等)の懸念は?

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今度はケニアでテロ事件が起きてしまいましたね…。

www3.nhk.or.jp

147名もの学生が亡くなったと聞いて、衝撃を受けています。

ここ、南アフリカに来てからは物理的に近くなったことももちろんですが

今まで以上にナイーブにこうした問題に関心を持っています。

 

 

 

南アフリカのイスラム過激派(イスラム国等)のリスクは?

ここ最近、北部アフリカ地域でのテロ事件も相次いでおり、

南アフリカはどうなんじゃい?というところをご心配頂くことも多いですが、

現在のところテロのリスクは特段高くはないというのが公式見解のようです。

 

上記の通り特別ターゲットにされる理由はないでしょうが、

外務省の情報によると南ア国内には2つのテロ組織があるとのこと。

 

パガド(PAGAD:People Against Gangsterism and Drugs)

 

同国には120万とも150万とも言われているイスラム教徒がおり、西ケープ州を中心にイスラム教徒の自警団から発展した組織=パガドが存在します。当初は自警団の性格を有していましたが、イスラム過激派「キブラ(Qibla)」の加担後は同国におけるイスラム国家建設の兵站組織の一端を担っていると見られており、「G-FORCE」と呼ばれる軍事組織がパイプ爆弾を自ら製造・使用するなどして、2000年にはパガドに関連付けられる11件の無差別爆弾テロが発生し31名が重軽傷を負った他、パガド裁判の証人殺人事件が1件発生しました。また、2008年9月にはパガドの指導者が刑務所から出所し、地方都市に支部を開設した他、2009年8月には不法集会で関係者が58名逮捕されるなどしたことから、当局は厳しい監視を続けています。

 

アル・シャバーブ(Al-Shabaab)

 

当局は公には否定しているものの、同国には、ソマリアに拠点を置くイスラム系組織アル・シャバーブが西ケープ州に関連施設を有し、同施設がアル・カイーダ等テロリストの隠れ蓑又は、資金調達、資金洗浄、テロ計画策定の場所となっているとの指摘がなされています。

 

外務省 海外安全ホームページ|安全の手引き 在南アフリカ共和国日本国大使館

 

※って、今回のケニアの件もアル・シャバーブの犯行ではないか・・・

ここまで書いてナーバスになる私。

 

特に後者については南アを拠点にして他国でのテロ・・・というリスクの方が

懸念をされているという点は安全の講習を受ける際にお聞きはしました。

なんだかんだで、国内の治安が引き起こす事件の方がリスクが高いですからね^^;

 

不安はもちろん拭いきれませんが、これは世界どこにいても一緒です。

・有事には、身の安全をどのように図るのか心得ておくこと

・最新情報を大使館や外務省の発信からしっかりキャッチアップしておくこと

など、日頃からの基本的な行動を欠かさないことに尽きますね。

 

私自身、今まで以上にアンテナはっておかないとです。