旅はゴールから考えよ! 〜3年間の南ア生活でやりきること①〜
もうすぐ南アフリカに来て2回目の週末を迎えます。
南アは治安が良くないことを皆さんもよくお聞きすると思いますが、
白人居住区であればガードマンを雇っていたり、電流の流れる鉄線が塀についてたり。
侵入者がいると鳴るセキュリティーアラームが聞こえてきても、あまりびっくりしなくなってきました。(これは誤作動もあるようなので、度々聞こえるのです。)
そうした南ア特有(?!)の事象にも慣れ、いよいよ生活にも順応してきたので、
主人の3年間の任期が終わった後、
帰国してからどうして行きたいかを真剣に考えはじめました。
いささか気が早いとお感じになるかもしれませんが、仕事を辞めて赴任についてきた以上、極端な話をすれば帰国後のキャリアは誰も助けてくれません。
自らがどんな3年後にしたいのかを考え、今からできることにしっかりと取り組んで行かなければというのが私なりの随伴に来た決意なのです。
自分の仕事をつくる旅をデザインしよう
とはいえ、何からはじめていいのだろう…というのがぶち当たる本音。
そんな時に偶然本屋さんで発見してアイデアをくれたのがこの本です。
自分の仕事をつくる旅
単行本(ソフトカバー) – 2013/5/16
世界をテーマを持って旅をすることで、次のキャリアに繋がるということを主題に
筆者自身をはじめ、様々な方のテーマのある旅の実例の紹介がされています。
本書の中で一番大切だなと思ったのが、旅のゴールから設計をしよう。
というメッセージでした。自分のテーマを持ち、計画を愚直に遂行していくことではじめてキャリアが広がるという指摘にはもっともだと頷くほかない印象。
実際にプロジェクトマネジメントの視点を持つ重要性だけでなく、実際のプランニングやマネタイズの手法なども紹介されていて、読み物としても非常に面白い1冊です。
まず行うべきは旅のゴール設定。
そんな本からの印象も受けて、まずはこの赴任期間のゴールを設定。
私の場合は、
・田舎暮らしとシンプルな生活
・地域活性の現場で働くこと
これが一番のテーマです。
大学時代から学んできた地域活性の現場に携わりたい、地方暮らしの中で自然に囲まれて暮らしたいという目標があります。
(今南アフリカじゃないか!全然違うやんか!という突っ込みが聞こえてきそうではありますが…)
地方移住も視野に、テーマに沿って食べて行く手段が必要になります。
プロマネや、ライティングによって稼ぎを立てるために今何をテーマに学んび、仕事に繋げて行くかを戦略的に考えなければなりません。
ゴールを決めると、初めて手段が必要になる。
ゴールを考えずに行動すると、枝葉の集合体となってしまい起こすアクションも断片的になりがちです。
何のためにここで英語を身につけるの?
何のためにここでいろんな人に会うの?
ゴールを決めることで日々の積み重ねが確実に変化しそうな予感がしてきました。
私自身はまだ完全に固めきれてはいないと思いますし、こんなこと豪語しちゃっていいのだろうか…と半信半疑の部分も正直あります。
が!
凡人でもやってやれるんだ、ということをちゃんと記録しておこうという決意の意味も込めて、今日のブログにかえたいと思います。
おっしまい。