アフリカ本感想(4)『1冊でわかる!アフリカ経済 押さえておくべき54カ国のすべて』
昨日に続きまして、アフリカ本タイム!
先月はじめごろに読んだものですが・・・
こちらです^^
アフリカについて本当に全然知らないので・・・
色んな視点から情報が欲しいなと思って手にしてみました。
日本にいると、漠然と【アフリカ】って大きなカテゴリーで色んな事を想像しがちですが、各国の政治的な事情、宗教的な事情、経済的な事情などなど、共通点はあれど実は本当に千差万別です。
その漠然としたイメージから、少しだけではありますが各国現在どんな状況かを教えてくれるアフリカ経済情報の触りとしてとても良い1冊でした。
特に興味を持ったのはルワンダ!あの大虐殺から一転・・・
今回読んでみて、現在住んでいる南ア以上に関心を持ったのはルワンダです。
コンゴ民主共和国やブルンジに隣接する、アフリカの中では小さな国。
ルワンダはツチ族とフツ族の抗争で1994年に起こったジェノサイドで多くの方が亡くなったことは日本でも多くの方がご存知の通りだと思います。
(暴徒化したフツ族がツチ族と穏健派のフツ族を虐殺。当時の総人口が約730万人のうち80万〜100万人もの方が亡くなった。)
※参考:ルワンダ - Wikipedia
この事件はこちらの映画がとても有名ですね。
大虐殺の際に1200人にも上る人を自分のホテルに匿ったポール・ルセサバギナさんの実話をもとに作られた映画です。(私も関心はあったけど結局見たことがなかったので、一時帰国の際に必ず見たい1本です。)
そんなルワンダですが、今は経済的に大きな変化を遂げていて、アフリカの中でも非常に注目株になっているのだそうです!
ルワンダが他のアフリカ諸国と大きく違うのが、エネルギー資源に依存しない経済政策。これからの発展に非常に期待をかけられている国の1つです。
具体的には
・2013年に海外投資家向けの国債を初めて発行。4億ドルに上る資金調達に成功。
・IT政策に注力し、国内のITインフラを整備。海外からの投資増加に成功。
・ICT人材の育成にも力を入れている。
⇒IT関連の政策に注力することで、国内外の起業家が増え実に2,700社もの
企業が誕生している。
※参考:『1冊でわかる!アフリカ経済 押さえておくべき54カ国のすべて』
私の印象はアフリカのシンガポールのような存在!?なのかなと思いました。
語学学校のジンバブエ人の先生いわく、アフリカの本当の田舎は電気すらないところもとても多いとのことだったので、(小国だからこそ可能なのかもしれませんが)国中にITインフラを完備するという発想はこれからのアフリカ経済発展に先駆けて非常に素敵な例なのでは〜と素人ながらに思うのでした。
アフリカ発のスタートアップとか、もっと色々知れたら面白いですね^^
そんなわけで、まだまだ凡人ぐっちのアフリカ勉強は続きます〜
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